蘇峰は熊本洋学校から同志社に学び、17歳の時に熊本に戻りました。
明治15(1882)年19歳の時に大江義塾を開き、その後出版した「将来之日本」が出世作となり上京しました。
蘆花は蘇峰と5歳違いの弟であり、名作「不如帰」「自然と人生」で文壇の異色作家として注目を浴びました。
明治9(1876)年10月、神風連の変勃発時、蘆花は旧邸の中2階から炎上する町並みを目撃し、後に「恐ろしき一夜」にその様子を記しています。
館内には徳富兄弟関係の遺品や著書などを多数展示しております。
また、この庭にそびえるカタルパの木は蘇峰の師新島襄がアメリカ土産に贈った種子の2世・3世であり、毎年5月の中旬に上品な真白い花で覆われます。
イベントなど新着情報については、ホームページ「くまもとの文化」をご覧ください。